不動産相続のあれこれ

意外と多い相続の注意点

意外と多い相続の注意点

意外と多い相続の注意点 相続には数多くの注意点があり、後悔したり遺族間で紛争になるケースもあります。
特にチェックしておきたいポイントは、遺産分けの時に相続人が全員で同意したかどうかです。納得してない方がいると、他が合意しても有効になりません。これが怖いのは明確に反対者がいる場合だけではなく、誰も知らないうちに他に相続人がいた場合です。
例えば隠し子や隠れて再婚してたような場合となります。その者たちにも遺産分けに参加する権利がありますので、知らずに他の者が同意していても、後から名乗り出てこられた場合リスクがあるのです。
次に相続登記も問題になります。持ち主が死亡した不動産を、別の人が引き継ぐのですが、これを登記で示しておかないともめることがあるのです。
登記しておかないと、例えば兄弟のうち誰かが勝手に家を売った場合に、知らない他人と共有関係になるなど面倒事の種になります。
登記には特殊なルールが幾つかあるので、これも含めエキスパートに相談するのがおすすめです。

相続の手続きをしたい場合にはどこに依頼をすればよいか

相続の手続きをしたい場合にはどこに依頼をすればよいか 相続にあたってはさまざまな手続きが必要となってくるため、ひとりですべての手続きをするのも時間と労力の関係からなかなか困難な部分があります。
そこで法律にくわしいプロに相談をして、手続き全般を依頼してしまう方法をとるのが一般的です。この場合に誰に依頼をすればよいのかがわからず困惑してしまうことが多いものですが、手続きの種類や内容にあわせてふさわしい相手を探してみるのがよいでしょう。
たとえば弁護士はあらゆる法律問題を処理できるオールマイティーな存在ですが、それだけに報酬の金額が高くなかなか気軽にはいかない面があるのも事実です。
遺産相続をめぐって裁判になりそうだったり、示談が必要な場合に限って弁護士に相談をすることにして、その他は別の専門家を当たるのが効率的といえます。土地や建物の相続であれば司法書士が最適で、専門分野のひとつになっています。
自動車の名義変更などのその他の手続きであれば、比較的報酬が安い行政書士があります。